美術館概要
北海道に自らの美術館を置くことは、関口の長年の悲願であった。それは関口
を新たな画境へと導き、多くの作品の源泉となった北海道という地への恩返し
に他ならなかったのである。関口雄揮記念美術館は、画家のこうした思いを受
けて、関口の作品の魅力をより多くの人に伝えるとともに、地域ならびに北海
道全体の芸術文化振興の一助となることを目的として、2005 年 7 月、札幌市南
区芸術の森地区の一角に設立された。約3000点のコレクション(スケッチ類を
含む)から、テーマを変えて常時40点ほどの作品を展示。関口の作品の魅力を
様々な視点から紹介する。
〜主な活動〜
所蔵作品展
・年間 3~4 回開催。
お茶会
・館内外のカフェスペースにて季節毎に開催。
・茶道各流派と協力し、周囲の自然と伝統文化に親しむ時間を提供する。
その他イベント
・学会や大学と連携し、学術会議や講演会を開催する。
・また結婚式などの様々な用途のためにも施設を開放している。
〜施設概要〜
敷地面積 4,575.32 ㎡
建築面積 946.71 ㎡
延床面積 850.50 ㎡
第一展示室 284.70 ㎡
第二展示室 95.55 ㎡
第三展示室 36.00 ㎡
カフェ 108.16 ㎡
テラス 51.48 ㎡